未経験がWebエンジニア転職する時、志望動機をテキトーにしていると、間違いなくお祈りされます。
というのも、企業が未経験に求めているのは「スキル」よりも「ポテンシャル」だからですね。
志望動機が面接官の心に刺されば、ポテンシャルをアピールできます。
実際に私は、志望動機を企業によって深く考えました。その結果、複数社から内定を獲得。
今回は未経験WEBエンジニア転職の志望動機の書き方を【3つのコツ】と共にご紹介します。
✔︎ 本記事の内容
- 未経験Webエンジニア転職で志望動機が大切な理由
- 【実例あり】未経験Webエンジニア転職の志望動機の書き方
- 未経験Webエンジニア転職の志望動機でよくあるミス
- 未経験Webエンジニア転職はスキルも重要
- 実際に未経験Webエンジニア転職した方法【note】
✔︎ 本記事の信頼性
- この記事を書いている私、なきゅは現役のWebエンジニアです。
- 未経験からの転職活動では30社ほど面接を受けました。
- 複数の企業から内定をいただきました。
未経験Webエンジニア転職で志望動機が大切な理由
WEBエンジニア転職で志望動機が大切な理由は以下の通り。
- スキルだけでは差別化できない
- 会社はずっと居てくれる人を欲している
スキルだけでは差別化できない
最近は、昔に比べてスキルをつける手段が格段に増えました。
✔︎ スキルをつける手段
- プログラミングスクール
- noteなどの情報商材
- 動画教材
- 書籍
スキルをつける手段が増えたので、未経験者のスキルは底上げされています。
一定のスキルをつけただけでは、他の未経験者との差別化が難しいんですね。
会社はずっと居てくれる人を欲している
社員がすぐ辞めると、手間がかかります。
スキルが同程度なら、志望動機が強い、長く居てくれそうな人を採用します。
志望動機で会社への愛をアピールした方が採用される確率が高まるってことですね。
(もし1年で辞めるつもりでも、ここは演技をしましょう。面接は心理戦です)
【実例あり】未経験Webエンジニア転職の志望動機の書き方
ポイントは3つ。
- その会社ならではの志望動機を書く
- 自分のスキルが活かせる事を書く
- 自分の性格や考え方が企業理念に一致することを書く
① その会社ならではの志望動機を書く
ここ最重要です。会社への思いが一番伝わるところです。
例えばアナタが食べ物に関するWEB系企業で働きたいとしたらこんな志望動機が考えられます。
- 私は健康志向です。以前甘味料を大量摂取して皮膚病にかかったことがあり、そこで栄養バランスの大切さを実感しました。御社の完全栄養食を売るWEBサービスで人々を健康にしたいです。
- 私は経営状況の悪い飲食バイトの経験があり、その店は結局潰れてしまいました。御社の、美味しいけどあまり有名でないレストランを人々にシェアするプラットフォームを作って飲食業界を盛り上げたいです。
自分の人生経験と会社の事業をリンクさせてますよね。
ただ食べ物に関するだけでもいろんな企業があるので、その企業の事業内容と自分のやりたい事をリンクさせてください。
当たり前ですが、エントリーする前にその企業の事業内容を深く理解しておく必要があります。
面接のときに聞けば良いや、と思っていると落ちます。
② 自分のスキルが活かせる事を書く
アナタのスキルがその会社で活かせないと、アナタを採用するメリットが薄くなります。
WEB系の会社なのに自分が学んだプログラミング言語が全然WEB系じゃなかったら話になりませんよね。
例えばアナタが食べ物のSNSに関するWEB系企業で働きたいとしたらこんな志望動機があります。
私はWEB系のプログラミング言語を学び、ポートフォリオとして、食で繋がるSNS、「FoodCommunity」を作りました。御社の事業内容とリンクするものがあるので、技術だけではなく、発想力においても御社の力になれるのではないかと存じます。
自分のスキル(ポートフォリオ)と会社の事業をリンクさせていますよね。
実際にポートフォリオを作るのはやる気のアピールになるので、そこを志望動機と紐づければさらに効果的です。
③ 自分の性格や考え方が企業理念に一致することを書く
企業理念を軽視するのはNG。特にベンチャー企業の場合は社長が熱い企業理念を持っています。
例えばアナタが人との繋がりを大切にするという理念をもったWEB系企業で働きたいとしたらこんな志望動機があります。
私は人との出会いを大切にしていて、転職の時も、実際に志望企業の人に会って、その人たちと働きたいと思えたら志望するようにしています。御社の人との繋がりを広げて人を幸せにする理念と私のポリシーは一致している為志望しました。
自分の性格や考え方と会社の理念をリンクさせてますよね。
会社の理念までちゃんと調べているところ、それに自分が合っているかどうかを確かめているところに、真面目に会社選びをしているんだな、と思わせることができます。
未経験Webエンジニア転職の志望動機でよくあるミス
よくあるミスは以下の通り。
- どの企業でも言えるようなことを書いてしまう
- 企業で成長したい!とか書いてしまう
- ウソを書いてしまう
① どの企業でも言えるようなことを書いてしまう
エンジニアたるもの、怠惰であれ。コピペしたくなる気持ちはわかります。
でも、どの企業でも言えるような事を書いていると、印象が悪いです。
例えば以下の通り。
- 成長しているIT業界で働いて一緒に成長したいから志望しました!
- WEBサービスは無限の可能性があるから楽しんで仕事ができるから志望しました!
テンプレ臭がひどいので、こんな文章は入れても意味がありません。
IT業界で働きたい!に至ってはWEB系じゃなくても成立してしまう文句ですからね。
WEBサービスに無限の可能性を感じるのは良いですが、どんなWEBサービスが作りたいのかも掘り下げて書かないとダメです。コピペで済むようなものはすぐにバレますし、面接官の心が冷めます。
② 企業で成長したい!とか書いてしまう
企業で成長するのは良いことでは?と思われるかもしれません。
ですが、未経験の場合は、「会社に成長させてもらいたい」「育ててもらいたい」と受け取られます。
あくまで会社に貢献して会社を成長させるという事を意識しましょう。
会社に育ててもらうのではなく、会社を育てるのが仕事です。自分で成長しましょう。
特にWEB系なんかはベンチャーが多いので自律心がないとマイナスポイントです。
「成長させてもらおう」という受け身ではなく、「会社を成長させよう」という意気込みでいきましょう。
③ ウソを書いてしまう
意外にウソついている人が多いんです。 例えば以下の通り。
- 他人に作ってもらったポートフォリオを自分のものとして紹介する
- 経歴詐称(エンジニア経験なんてないのに、実務経験があると言ってしまう)
ウソはその場でバレなかったとしても、入った後に必ずバレます。
信頼を失うのはもちろん、最悪の場合経歴詐称で解雇されることもあります。
未経験Webエンジニア転職はスキルも重要
最低限のスキルがないとWEB系には採用されないです。特にベンチャーは人を育てている暇なんてありません。
最低限のスキルをつけるまでが一番挫折しやすいです。聞ける人がいないから。
そのスキルを身につける過程で、私は独学で挫折したのでプログラミングスクールに行きました。
スキルをつける手段は全て試しましたがプログラミングスクールが一番効率が良かったのでおすすめ。
✔︎ スキルをつける手段
- プログラミングスクール
- noteなどの情報商材
- 動画教材
- 書籍
※全て無料オンラインでカウンセリングが受けられます。
実際に未経験Webエンジニア転職した方法【note】
未経験Webエンジニア転職noteで、さらに具体的な解説をしています。
解説している内容は以下の通り。
✔︎ 解説している内容
- 働きながらエンジニア転職する方法
- 具体的な勉強方法
- 勉強のアウトプット(ポートフォリオ作成)の方法
- 履歴書、職務経歴書の書き方